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幸せを呼ぶ鳥

先日、物流部のWさんが敷地内でフクロウを見かけました。
夜行性のため、本来であれば日中はほとんど動かずに、木の横枝等で目を閉じて休息
しているはずですが、お腹が空いて餌を求めて山から下りてきたのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フクロウについて少し調べてみると、敷地内にいたフクロウは「ウラルフクロウ」という種類のようです。

フクロウは、長野県内では主に野辺山高原一帯に野生で生息しており、観察スポットとして有名で、ツアー等もあるようです。
また今から23年前、1998年に開催された長野オリンピックのマスコットキャラクター
「スノーレッツ」はフクロウをモチーフとしていました。
また実は、ふくろうは古代ローマ神話にも登場する鳥なんです。
ローマ神話に登場する知恵、芸術、工芸、戦略を司る女神ミネルヴァ(ギリシャ神話ではアテナとも呼ばれています)の肩に、知性の象徴としてフクロウが止まっています。
このミネルヴァとふくろうの関係性は最近の漫画にも使われていたりします。
それ以外にも世界には、ふくろうにまつわる神話や言い伝えがたくさんあるんです。
エジプト神話では、異界のコミュニケーションがとれるとされ「神秘の聖霊」と言われており、そんなふくろうは危険を予知できる予言者として扱われています。
日本では古くはアイヌ神謡集という文献に登場していたりします。 ふくろうが幸運の鳥と言われる由縁は、ふくろうは、夜行性で夜目が利くことで「見通しが明るい」と言われたり、首が非常に曲がる事から開運・招福・お金に困らない「商売繁盛」とも言われているところからきているようです。

ふくろうタウンより引用(https://owl.ieitown.jp/topics/index01.html)

またフクロウは・・
福を呼ぶ「福来朗」
苦労知らずの「不苦労」
福がこもる「福籠」
苦労知らずで老いる「不苦老」などなど
昔から縁起の良い当て字が多く、「幸せを呼ぶ鳥」として知られています。
その他、「森の賢者」「森の哲学者」と称されるなど知恵の象徴ともされています。

敷地内で見かけたフクロウは、近づいたら飛んで行ってしまったようですが、皆さんも「幸せを呼ぶ鳥」を見つけてみてはいかがでしょうか。

by,A.S

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