雪解けとともにトレッキングの時期がやってきました。
山遊会でのトレッキングは一年ぶりになります。
4月29日に新メンバーも加わり、総勢10名で飯縄山に登ってきました。
飯縄山は長野市民の山として親しまれ、信州百名山の一つでもあります。
山頂(標高1917m)からは360度の絶景を眺めることができます。
飯縄山を遠くから見ると場所によってはいろいろな形にみえます。
会社からみる飯縄山は左右バランスのとれた雄大な姿に見えます。
長野市民なら小学校の学校登山で一度は登ったことのある山です。
メンバーの中には小学校以来というという人もいました。
登山道はいくつかありますが、今回は一番人気の南登山道から登りました。
南登山道は一の鳥居から始まる穏やかな斜面の登山コースで初心者向きです。
道脇には十三の小さな石仏があり、道しるべにして山頂をめざせます。
晴れ上がった素晴らしい天気となり、気温もかなり高くなり出しました。
喉が渇き、水分補給をこまめにする必要もあり、休憩を多めに入れながらゆっくり登っていきました。初心者向きのコースであっても久しぶりの山行のため、膝に疲れを感じるメンバーもではじめました。
でも、みんな頑張って登っていきました。
山頂直下の西登山道との分岐点手前あたりから眺望が広がります。
汗だくで登ってきたメンバーは絶景を見たとたんに疲れを忘れていました。
北アルプスの山並みが手にとるように望めます。感動の一瞬です。
そんな時に春の日差しとともに耳元ではうぐいすの囀りが聞こえてきました。
感動の一瞬とともに心も癒されました。
南峰から北峰への稜線には残雪もあり、この時期にしか味わえない残雪歩きを体験することができました。
予定通りに山頂に到着することができ、山頂ではゆっくりと眺望を楽しみながら過ごすことができました。
下山時には足に痙攣がでてしまったメンバーもいたので、休みをこまめにとりながらゆっくりと下山することにしました。
実は他のメンバーもかなり足にきている人も多く、ゆっくりペースがかえって良く、みんなの足への負担を軽くできた結果となりました。
そのお陰で無事にみんなそろって怪我なく下山をすることができました。
疲れた時には声を掛け合い、助け合う気持ちは登山の中から生まれた団結力のようなものを感じました。
そして、登山経験豊富なK君には大量の水を背負って登ってもらい、水分補給にメンバーが助けられました。感謝したいです。
春と言えど日差しが強く油断していた肌が真っ赤に日焼けしていました。
これも良い思い出とすることができ、最高の山登りとなりました。
参加してくれたメンバーのみなさんお疲れ様でした。
今回、都合が悪く参加できなかった方、次回の参加をお待ちしています。
by,H.M