You are currently browsing the ホーライBlog weblog archives for the day 金曜日, 6 月 4th, 2010.
こんにちは。冷凍生地、メロンビス等の専門メーカー
「株式会社ホーライ」です。
四囲に名山を望む清流“千曲川”と“犀川”の合流する近く、信州は長野若穂綿内にあります。
当社の企業活動や信州の情報など情報発信しています。
2010 年 6 月 4 日(金曜日) Posted in 総務部 | No Comments »
天気の良い、ちょっと暑い日の出来事です。 東京駅から山手線内回りに乗り込みました。 ラッシュの時間帯までまだ少し時間があり、車内は空いていました。 窓から強い日差しが車内に注いでいます。 右手の座席には、若いお母さんが4~5才の男の子に絵本を開いて楽しそうに話をしています。 同じ座席の右側少し離れた所には20歳くらいのショートヘアの女性が文庫本を一生懸命読んでいます。 沿線の景色や、中吊りを見ながら時間をつぶしていると電車は日暮里駅に到着ました。 先ほどまで楽しそうに話をしていたお母さんが男の子の手を引きながら電車を降りて行きました。 男の子はお母さんの顔を見あげながら、相変わらず楽しそうに、にこにこ顔でおしゃべりをしています。絵本がきっと気に入ったのでしょうね。 入れ替わりに何人かの乗客が車両に乗り込んで、再び賑やかな車内に戻りました。 その時です。 ショートヘアの女性が読んでいた本をパッと閉じると、走るようにドアにかけ寄り降りて行きました。 間に合って良かった・・・と思いホームの景色に目を移すと、ショートヘアの彼女は先ほどの子供連れの若いお母さんに走り寄り、後ろから肩をぽんぽんとたたくではありませんか。 若いお母さんは振り向き、「何でしょうか?」という表情。 ショートヘアの女性は手に持った黒いハンドバッグを渡しました。 男の子と絵本に夢中になり、座席に自分のバッグを忘れて降りたらしいんですね。 それに気付いたシュートヘアの女性が電車を降りて走り寄り、手渡したという訳です。 バッグを渡すとショートヘアの女性は若いお母さんのお礼の言葉を聞く間もなく、急いで電車に戻ろうとしました。 ところが、目の前で無情にもドアが閉じてしまったのです。 このショートヘアの女性はこの駅で降りるつもりではなかったようです。 閉まりかけるドアにあわてる様子もなく、ホームに立ったまま私たちを見送ってくれました。 その瞬間、車内にフッと涼しい風が走り抜けたような気がしました。 その何気ない仕草に「ほっとするもの」を感じながら、この若い女性が見えなくなるまで目で追いかけました。 外はかんかん照り。 ほんの僅かな時間でしたが、とっても爽やかな、清々しいひとこまでした。 by K.Terasawa Read more..