消えゆく風物詩
連休に上信越自動車道・関越自動車道を走りました。すっぽりと雪の帽子をかぶった浅間山が妙義山系の彼方に浮かび上がり、見事でした。
往復の道中、車の屋根にスキーを積んだ車を何台か見ました。
・・・・・ちょっと嬉しい気分がしました。
そういえば最近長野周辺でもスキーを積んでいる車を見かけなくなりましたね。
スキー宅急便など便利な仕組みが出来ました。ワゴン車も多くなりました。スキー場へ行けばレンタルスキーが豊富にあります。便利になりました。
長いスキーにストックをくくり、担いでバスを待つ子供の姿を、今は全く見かけません。
子供の小さな体に大きなスキーは重く邪魔なものです。
街を歩くとき、子供達は周りを気遣いながら担いで歩きました。
八百屋の店先の野菜の陳列を避けながら、魚屋の張り出た軒先に当たらないように・・・
雪の積もった狭い歩道で、すれ違うおじいちゃん、おばあちゃんの邪魔にならないように・・・
バスを待つ列で、スキーが倒れないように。そして他の乗客の邪魔にならないように・・・
友達とキャーキャー言いながらも、ちゃんと気遣っていました。
今はこうした風景が無くなりました。
こうした経験を通して、子供達は遊びに行く過程でもしっかり社会勉強していたんです。
便利になって過ごしやすくなる分、街の風物詩がひとつ、又ひとつと消えて行きます。
by K.Terasawa
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