Archive for 11 月, 2009

あがれ屋

2009 年 11 月 30 日(月曜日) Posted in おいしい情報, 信州の情報発信, 総務部 | No Comments »

顔の広い友人に「須坂で一番うまい蕎麦屋は?」と聞いた。 すぐに返ってきた返事が「あがれ屋」である。 屋号を「あがれ屋」という。 かつての尋常小学校の跡地で、前は焼き鳥屋であった場所に建つ。 「上がってお茶でも飲んで行けや」と、この辺では良くこんな会話を耳にする。 隣近所、誘い合って時間をつぶしたり、家の縁側でお茶を飲みながら自慢の漬け物をふるまう。 こんな時に掛ける言葉だ。 屋号はそんな気楽な気持ちで寄って欲しいという店主の気持ちから名付けられたらしい。 入り口を開けると左手の壁に「笹」の絵が二つ描かれ、さらに「上に向けて「矢」が飾られている。 『笹笹(ささっ、さぁさぁ)、どうぞ上がれ矢(あがれや)』と言う意味だそうだ。 更に矢の先には飾り窓があり竹が格子状に組まれ、中央に糸で「根っこ」が編み込まれている。 『竹のようにこの地に根を張って』という願いが込められている。 入り口から上がりかまちを踏んで入ると、すぐに二匹の「鯉」が目に入った。 床に木彫りの鯉とイチョウの葉が二枚埋め込まれているのだ。 『美味しい蕎麦を食べに「鯉鯉」(来い来い)』 気さくな店主がこんな風に話してくれた。店主自らの手作りだそうである。なんともお洒落な蕎麦店だ。 大きな囲炉裏を囲む席があり、壁はアンティークで溢れ印象的だ。 ちょっとしたギャラリーのような店内は、全部で30人も入ればいっぱいになってしまう。 休日ともなると、昼時は並ばないと入れない。 こしのある十割蕎麦だ。 新蕎麦の豊かな香りが鼻をくすぐり、食欲をそそる。 蕎麦の上に山葵をのせて、少し薄味のつゆをちょっとだけ付け、「つるっ」と喉に流し込む。 喉を通りすぎるこの瞬間が何とも言えない! 山葵は摺り下ろした天然物。そのまま口に入れると辛さより先に甘さが広がり、それから「つんっ!」と鼻にくる。 蕎麦の香りをより一層引き立ててくれる。 店の人気も一級品だが味も一級品である。 by K.Terasawa Read more..

ハッチが亡くなりました。

2009 年 11 月 27 日(金曜日) Posted in 信州の情報発信, 総務部 | No Comments »

11月25日、須坂動物園の人気者ハッチが老衰のため亡くなりました。 数日前から体調を崩し元気がなかったようですが、こんなに早く亡くなってしまうとは残念です。 今から思えば、夏に子供達と行ったときも、あまり活発な動きはしていなかったような気がしました。 9歳ということでした。人間で言えば70歳くらいとか。 長い間須坂市の顔として全国からお客様を集めてくれた功労者です。 平成13年、名古屋市の東山動物園から越して来ました。1歳の時です。 かつては閑古鳥が鳴いていた須坂動物園は、ハッチの登場で一躍全国区の有名な動物園になりました。 サンドバックを抱えて遊ぶ姿や、グータラを決め込み、ボリボリとお腹を掻くユーモラスな動きで、年間20万人以上を集めてくれました。 ハッチの新しいお家ができあがったばかりと聞きます。 動物園の中でも、ハッチの周りは大勢のお客さんで一杯だったことを思い出しました。 ハッチ、長い間ご苦労さん。 あとはクララと5匹の子供達が引き継ぐよ。 by K.Terasawa Read more..

星野リゾートの事件簿

2009 年 11 月 26 日(木曜日) Posted in 信州の情報発信, 総務部 | No Comments »

日経ベンチャーに連載されていたものが1冊の単行本となって出版されました。 まるで推理小説のようなタイトルですが、大変興味深く読ませていただきました。 星野リゾートは軽井沢に古くからある温泉旅館から発し、4代目の星野佳路(よしはる)社長が全国的なリゾート企業に育てあげました。 星野温泉に加えて、ブライダルの「ホテルプレストンコート」、地ビールの「よなよなエール」が有名ですね。 この本では北海道占冠村(しむかっぷ)の「アルファリゾート・トマム」、青森県三沢市の超名門旅館「古牧温泉青森屋」、山梨県北杜市の「リゾートホテルリゾナーレ」などを例にとり、そこで働く従業員の悪戦苦闘を描いています。 悩み、考え、壁にぶつかり、そして事件を解決してゆく従業員を生き生きと描き出しているのです。 考え行動するに当たって基本になっているのは「顧客満足度」。ここさえ間違わなければ何をやっても良いような仕組みです。 従業員が自由に意見を言い合える環境を作り、悩む従業員に優しくアドバイスすることが星野社長の役割。 それが40代・50代のベテラン索道マンであったり、まだ入社2ヶ月で研修中の新入社員であったり、接客業など未経験の新採用の人たちであったりと様々です。 「そんなこと言われたって無理だよ」と思いながらもチャレンジし、挫折し、また悩んで、考えて・・・ リゾート運営の達人を目指して、全国の老舗旅館や、リゾートを活性化させ、何件もの立て直しに成功している星野リゾート。 こうした企業が長野県から「元気」を発してくれていることは嬉しいことです。 いつか、ゆったり時間をとって、星野リゾートの「おもてなし」に接してみたいと思います。 by K.Terasawa Read more..