死とは、モーツァルトが聞けなくなることだ。
「死とは、モーツァルトが聞けなくなることだ。」という有名な言葉があります。
アインシュタインが「死とは何か」という問いかけに答えたものだそうです。
さて、20世紀を代表する指揮者にフルトベングラーがいます。
フルトベングラーは世界最高峰のオーケストラであるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を、音楽監督として25年間にわたって率いてきた、大げさでなく世界最高の指揮者だと思います。ナチスに抵抗した音楽家としても有名です。皆さんよくご存知のカラヤンの前の常任指揮者でした。
言わずと知れたオーケストラの魔術師です。
管弦楽曲では目を閉じて流れるようにタクトを振ります。
オペラや第九では目をかっと見開き、唱いながら幾度も目で合図を送っていました。
昨年生誕100周年事業が行われ、40枚のDVDボックスは9万円という高額ながら、あっという間に売り切れたとか。
カラヤンの最期を看取ったのがソニーの前会長大賀典雄さんです。
オーストリア・ザルツブルグを訪れていた時、カラヤンから連絡が入り、彼自らがプロデュースした多くの映像作品のDVD化について話合っていたときのことだそうです。この件は脳科学者・茂木健一郎さんの著書「カラヤン-音楽が脳を育てる」に記されています。
大賀典雄さんは芸大生(声楽科)の頃、テープレコーダーにクレームをつけたのがきっかけで盛田昭夫さんにスカウトされ入社したという異色の経歴の持ち主です。(入社間もない頃もバリトン歌手として活動していたみたいです。)
ソニーの退職金を全額(16億円)軽井沢町に寄付し、「軽井沢大賀ホール」をつくりました。(実際には退職金だけでは足りなかったようです。)
このように音楽に関する話は次々と繋がり、話題に事欠きません。
秋の夜長、聴いている音楽の背景やストーリー、演奏家や作曲者を頭に浮かべながら、クラッシックに身を浸してみては如何でしょう。
by K.Terasawa
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