NHK交響楽団長野公演
NHK交響楽団長野公演に行った。
曲目は
メンデルスゾーン 序曲「美しいメルジーネの物語」
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン 交響曲 第7番
指揮 クリスチャン・ヤルヴィ
ヴァイオリン 有希・マヌエラ・ヤンケ
N響と言えば、言わずと知れた日本を代表するオーケストラである。期待はふくらんだ。
ステージ前の両サイドに少し空席はあるものの、ほぼ満席。
固唾をのんで指揮者クリスチャン・ヤルヴィの後ろ姿を見守った。
「美しいメルジーネの物語」は初めて聴く曲、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は最もポピュラーなヴァイオリン曲。バートーベンの7番は漫画やTVドラマで人気の「のだめカンタービレ」で演奏され一躍有名になった曲(190年も前から有名)。期待せずにはいられないプログラムであった。
・・・・が・・・・違った!!
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は日系ドイツ人の有希・マヌエラ・ヤンケさんのヴァイオリンが響いてこない。ホールの前の方でこぢんまりと演奏会をやっているような感じ。オーケストラがソリストを飲み込んでしまっている。
ベートーベンの7番は、全く違う曲に聞こえた。連日の雨で、ホールが湿気に覆われ音が響かないかのようなのだ。
しかし、演奏が終わると会場は割れんばかりの拍手に包まれた。しかも5回も6回もカーテンコールが続いたのである。おまけにすぐ後ろの男性が「ブラボー」と絶叫。演奏の善し悪しは関係ないのか!と腹立たしい思いであった。
これまで何回も演奏会には足を運び、心に残るすばらしい体験をさせて頂いてきた。
しかし、今回ばかりは何の印象も残らないまま会場を後にすることになった。
これはいったい何だったのだろう。
37歳という若い指揮者の感覚と私の感覚が全く合わなかったと言うことなのか?
家に帰り、ジョージ=セルがクリーブランド管弦楽団と録音したベートーベンの7番を改めて聴き直した。
by K.Terasawa
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