Just in time.

「今年のクリスマスはみんな家に帰ってクリスマスしようや。何か方法考えてみろよ。9時に終わらせてくれ。」

この言葉を受けて、当時の洋菓子部長T君に相談しました。
そんなこと言ったってど~のこ~のと騒ぎ立てるのかと思ったら、「やるしかないね。」の返事。意外とあっさりした返事に、こちらの方がかえって驚いたのです。

各部門の責任者と打ち合わせを重ね、数日経って持って行った返事は、
「できます。任せて下さい。」でした。
その返事に、「どうやるのか」という質問は一切ありませんでした。

「そうか、できるか。頼むよ。」

計画は1時間繰り上げての8時終了を目標に設計しました。
9時終了を託され、9時終了では面白くありません。
「よし、8時に終わらせよう。」

製パン部、洋菓子部ほか全ての部門を巻き込み、各部毎の綿密な生産計画を細部にわたって作り上げ、当日はジャスト・イン・タイム「振り向けばそこに必要な材料がある」環境をつくりました。

そして、見事に8時終了です。
みんなうれしそうに帰宅の途につきました。

このとき、目標を達成できた安堵感と嬉しさで何とも言えぬ感情の中にいたことを覚えています。

by K.Terasawa


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