Back to the basic.

少し前の新聞に「トヨタ減益、今期利益を大幅下方修正」という記事がのっていましたね。
営業利益1兆6000億円の見込みが1兆円減って6000億円になってしまうというもの。
いやはや、これは大変なことになったと、新聞各紙が書き立てました。

先日、経済ジャーナリスト財部誠一さんの講演を聴く機会に恵まれ、約1時間半にわたって金融危機や経済情勢の「本当の話」を聞いてきました。

さて、トヨタに関する財部誠一さんの話を簡単にまとめてみました。

確かに減益になるけれど、それはアメリカの工場を3カ所操業停止にして、そこの従業員の給料を保証しているからなんです。
それを減益ばかりを強調しているメディアは全然分かっていません!(かなり強い口調で言っていました。)

GMをはじめとしたビッグ3は、これからレイオフや人員整理、工場閉鎖、部分売却といったリストラを進めて行かなければならず、人材や技術を放出することになり、いざ景気が上向いた時、すぐに生産できない状況に追い込まれるはずです。
その時、トヨタは首を切らずに温存していた現地従業員に号令をかければ、すぐに生産体制を整えることができます。そのときトヨタは押しも押されもしない名実共に世界1のトヨタになります。
先が分からない時代、「基本に返って」それを忠実に実行していれば必ず勝機は訪れます。

こんな内容のお話でした。
同じ日に聴いたマクドナルドの原田社長も「基本に返れ(Back to the basic.)、但し手法を変えて。」とおっしゃっていました。

不透明な時代だからこそ、先が見えない今こそ、基本にたち返って、まずはやるべきことをしっかりとやってゆく。
良いお話を聞きました。

by K.Terasawa


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