防災訓練 part2

避難訓練のポイントは「お・は・し・も・ち」

お  おさない(集団で避難するとき、人が倒れると将棋倒しになる)
は  はしらない(同上、但し急ぎ足)
し  しゃべらない(火災に関する館内放送等が聞こえなくなる)
も  もどらない(貴重品を取りに戻り、焼死した人多数)
ち  ちかよらない(火災現場はガスボンベやスプレー缶が爆発し危険)

等が世間では一番有名なのかも知れませんがそのようなことを教えて頂いた後、
全体的にはよくできていたが、人任せで、ただくっついて逃げていればいいとかではなく、通報や消火作業等も自分がその状況に立っても出来るように、しっかりと訓練を行い体験して欲しい。

社長は過去のご自分の経験談をお話しして下さいました。

十数年前、本社にて防災訓練がありました。しばらくしてその年の年末に非常に重要な設備に実際に出火があったそうです。
社長はいち早く気づき出火場所に向かい消火に取りかかろうとしたそうです。しかし消火栓のバルブをひねっても水が全く出ません。社長のほかにも何人かいらしたそうですが誰も水の出し方が分からなかったそうです。
そのとき、消防団の女性が来て、「このボタンを押さないと出ませんよ。」と冷静に教えてくれたそうです。
火は無事鎮火。
このときの消火活動が遅れていたなら本社にとって非常に大変な事態になっており、復旧に半年位を要する大打撃に直結するところだったそうです。
訓練の時に確実に消火栓等の扱い方は習ってしっかり聴いたそうですが、実際その状況に立つとやはり頭が真っ白になり普段のような落ち着いた判断には簡単にいかないようです。
実際に社長の他にも大人が何人かいてもボタンの一つに気付なかったのですから。

以上のお話を聞きながら今回行った訓練を振り返ってみましたが、避難訓練等は大抵の人は小学生くらいから何回もやってきていると思いますが、その大抵の人は実際の状況に遭遇したことはないと思います。
一昨年までは自分も工場内から避難していたので分かりますが、全体的にこれが訓練と分かっているから少なからずどうしてもやけにのほほんと和やかな雰囲気。避難誘導係の避難命令でみんな動きだし、それなりにはこなしますが・・・

社長のお話のように実際火の手が及んだら、想像を超えたパニックに・・・・・
われ先にと押せや押せやの大騒ぎになるのだろうと想像します。

消化器を使っての消火訓練の時も消防機材会社のAさんに「周りに火事であることを大声で知らせながら行って下さい。」と教えて頂きました。
実演者が「火事だぁ~、火事だぁ~」と大声で言うと従業員からは笑いが・・・・
実際私も少し笑ってしまったので一所懸命やっている人やお忙しい中を我々のために時間を割いて指導して下さっている消防署の方々にとても申し訳ない気持ちになり、反省しました。

何事もそうですが訓練も本気で行えば行うほど、ただの訓練ではなくなってくると思います。
正直、反省点もあった防災訓練となりました。
これからも反省点を活かし、少しづづでも良くしてゆき、会社という自分たちの財産を、生命を自分たちでしっかりと守れるようにしてゆきたいと思います。-おわり-

by Y.Kureha


You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

AddThis Social Bookmark Button

Leave a Reply