筍汁
今日のお昼は筍汁がサービスされた。
「根曲がり竹」がたっぷり入った筍汁である。
会社に出入りしている工務店の社長さんのお裾分けらしい。
事務所のお姉様が仕事の合間を縫って調理してくれた。
従業員150名分が、ガスコンロの上のずんどう鍋に湯気をたてて一杯に入っている。

食堂はいい香りに包まれた。
材料は根曲がり竹のほかに、タマネギ、にんじん、そしてジャガイモが少々。
味噌と醤油と出汁で味付けし、溶き卵で仕上げる。
忘れていけないのが、鯖の水煮。これがないと画竜点睛を欠く。
この季節、日本一鯖缶を消費しているのが長野県だそうだ。
スーパーから買いあさった鯖缶は、根曲がり竹の脇役をしっかりと勉めて長野県民の胃袋に吸い込まれてゆくのだ。
それにしてもこの根曲がり竹と鯖缶の相性は抜群に良い。
先人たちはよくぞこの組み合わせを見つけてくれたものと感謝してやまない。
そして、工務店の社長さんにも、感謝、感謝。
お昼の時間はこの筍汁で盛り上がり、ずんどう鍋はあっという間に空になった。
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